暗証番号

 最近では生年月日を使わないでください、みたいなことを言われるらしいけど4桁の数字という設計がそもそもよくないと思う。覚えやすい4桁の数字を書けと言われたら1980なり1123なりの生年月日を思いつくのが人間の性というもの。ATMの発明者自体は6桁にしようとしたがその妻が4桁がいいといったので4桁が普及したということがwikipediaに書いてあったが仮に6桁であったとしたらどうなったんだろう。住所が1丁目23番地19号なので012319にしよう!みたいになってたかも……。

 こういうのは案外奇数桁の方がいいかもしれない、なんとなく。

内輪論

去年くらいから内輪について色々考えてるけど備忘録がわりに適当に書く。

内輪をある知識を共有する集合と定義すると、内輪の強度というのはその共有する知識の量が多くなるにつれ強くなり、またその集団の規模が大きくなるにつれ弱くなる。

自分が所属していない内輪に対して興味を持つ、またはその内輪に入りたいと思うかは、その内輪の共有する知識、またはその内輪を構成する人たちへの興味に依る。ただ、その両者に興味を持っていてもあまり入りたくないなと思うことはあるので(経験談として)、その集団のノリとの親和性というのも考慮する必要性はある気がする。

語呂合わせ成立条件

 語呂合わせって日本語独自のものみたいで(少なくともここまで色々使用されてるのは日本語くらい?)、なぜ日本語において語呂合わせというものが成立しえたのかというのを以下に。

 まず一つに、日本語は音韻が少ないというのが上げられる。母音は5つで少なく、子音の方もそれほど多くはなくて、"ば、ぱ"といった濁音、半濁音も連濁によってそれぞれ"は"に結び付けられるので、8を"は"、"ば"、"ぱ"のような語呂にするのも違和感がない。また、英語のように子音が連続するということもなくて必ず"(子音)+母音"という組み合わせになるので、非常に発音としての組み合わせが少なくなる。まとめると、発音するに組み合わせがそれほど多くないってことですかね。

 二つ目に、数字の読み方が豊富であるということがあげられる。数字というのは基本的な語なので、外来語が侵食してきても影響を受けにくい単語なんだけど、日本語は中国語が堂々と侵食してて音読みというのが存在するし英語での読み方も知ってる人が大多数なので、一つの数字に語呂として当てはめられる発音の数というのが多い。単純に計算すると[0-9]x[訓、音、英]=30通りもの読み方がある。

 まぁまとめると、日本語は音韻的に単純な一方語呂合わせが適用できる読みも多くて、語呂合わせに最適な条件が整ってたってことですかね。

分割。2

動的に分割するといってもある程度フレーム間で継続性がないとビットレートを食うわ目が疲れるわであまりいいことはないので、使えるようにするにはある程度それに対処する必要性があるわけです。

単純な静止画だとこんな風におっ、分割されてる分割されてるで終わるんですが、例えば実写だと三脚で固定していてもノイズだったりの異常がでるのでその異常値を拾っちゃうと大きく崩れてしまう。そこで空間的、時間的平滑化(前者はブラー、後者はCC Wide Time等)させるわけですがやりすぎると鈍るので兼ね合いが難しい。CGだとそこまで気にしなくてもいいのではないかなと楽観視してるんですがどうなんだろう。

分割。

画像の分割方法は単純に二つに分けられて、画像を参照するのとしないの。

前者は例えばfladdictさんのコンピューターに絵画を描かせる平面分割アルゴリズムテストは素晴らしいアイディアでとても参考になる。

後者にはボロノイ分割や、Box FittingがあってBox Fittingからはいろいろと糧をもらった。

ボロノイ分割もバイラテラルを使ったバイラテラルボロノイ分割によるステンドグラス風画像の生成(pdf)というもあってこれは前者に属するかな。

画像を参照するのだと動画に適用すると当然画の変化にともなって分割も変わるので動的といえる。で、後者は静的。

後者もフレームごとにシード変えてみたいなことをすればいいけどそれだと変化が劇的になるから汎用性に欠けるかな。

動的なので上手いのが作れればいいね。

Kinetic Typograhpy

Kinetic Typograhpyはハングルでやると面白そうだと数年前から思ってる。

理由としては、各文字が大体3つの字母からなってて字母の形も幾何学的で遊べそうだというのがある。

Made by Hangulはその幾何学的なのを利用して顔だったりアルファベットだったりを形作って遊んでるんだけどもうちょっと色々出来そう。

ディフュージョン。

ディフュージョンといえば、sayappa氏のこれって感じですが、AEで簡単にやろうということで。

自身とのブレンドはCC Compositeが楽なのでまずCC Compositeを乗算でかけてブラー、さらにCC Compositeを今度はスクリーンにしてかけるといい感じに。